先日、FreeCASを配布していた少年の逮捕について、以下のまとめ記事を書きました。
» 天才少年ではなかった!B-CASエミュ「FreeCAS」事件を1からまとめてみた。
まとめると、
- FreeCASはSoftCASを焼き直したもので「天才少年が独自に開発した新たな手口」ではない。
- 警察は、少年が「独自開発」したことにして、B-CASカードをハックした犯人を捕まえていないことを隠したいのではないか?
という内容でした。
今回は、「FreeCASがどう違法なのか」について調べた上で、「B-CAS利権」との関係についてまとめました。
以下、目次です。
FreeCASは技術的制限手段回避装置?
FreeCASを公開した目的は?
著作権法にも違反か
電磁的記録不正作出及び供用罪(刑法第161条の2)に問えるか?
無料チャンネルの視聴にB-CASカードが必要な理由は「利権」
SoftCASによる無料チャンネルの視聴は「無視」されそう
(初出: 2016.06.14)