不正競争防止法とB-CAS

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不正競争防止法のB-CAS関連部分は以下の通りです。

第二条  この法律において「不正競争」とは、次に掲げるものをいう。
十一  営業上用いられている技術的制限手段(他人が特定の者以外の者に影像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録をさせないために用いているものを除く。)により制限されている影像若しくは音の視聴若しくはプログラムの実行又は影像、音若しくはプログラムの記録(以下この号において「影像の視聴等」という。)を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする機能を有する装置(当該装置を組み込んだ機器及び当該装置の部品一式であって容易に組み立てることができるものを含む。)若しくは当該機能を有するプログラム(当該プログラムが他のプログラムと組み合わされたものを含む。)を記録した記録媒体若しくは記憶した機器を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、若しくは輸入し、又は当該機能を有するプログラムを電気通信回線を通じて提供する行為(当該装置又は当該プログラムが当該機能以外の機能を併せて有する場合にあっては、影像の視聴等を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする用途に供するために行うものに限る。)

第二十一条  次の各号のいずれかに該当する者は、十年以下の懲役若しくは二千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
2  次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
四  不正の利益を得る目的で、又は営業上技術的制限手段を用いている者に損害を加える目的で、第二条第一項第十一号又は第十二号に掲げる不正競争を行った者

以下の行為は、この法律に違反すると考えられます。

  • 利益を得るため、あるいはB-CAS社や放送事業者に損害を与えるために、有料放送の不正無料視聴を可能にするようB-CASカードを書き換えるプログラムを配布すること。
  • 利益を得るため、あるいはB-CAS社や放送事業者に損害を与えるために、有料放送の不正無料視聴を可能にしたB-CASカードを譲渡すること。
  • 利益を得るため、あるいはB-CAS社や放送事業者に損害を与えるために、B-CASカードを使わず有料放送の不正無料視聴を可能にするプログラム(SoftCASやFreeCASなど)を配布すること。

以下の行為も、この法律に違反する可能性があります。しかしながら、そもそも無料放送にB-CASという技術的制限をかけることが、国民の権利を侵しているという指摘もあります。実際、アメリカやスウェーデンでは同様の仕組みが裁判所の判決により無効とされています。

  • 利益を得るため、あるいはB-CAS社や放送事業者に損害を与えるために、B-CASカードを使わず無料放送のみを視聴可能にするプログラム(有料放送を見るための暗号鍵を含まないSoftCAS)を配布すること。

 

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