
先日、FreeCASを配布していた少年の逮捕について、以下のまとめ記事を書きました。
» 天才少年ではなかった!B-CASエミュ「FreeCAS」事件を1からまとめてみた。
まとめると、
- FreeCASはSoftCASを焼き直したもので「天才少年が独自に開発した新たな手口」ではない。
- 警察は、少年が「独自開発」したことにして、B-CASカードをハックした犯人を捕まえていないことを隠したいのではないか?
という内容でした。
今回は、「FreeCASがどう違法なのか」について調べた上で、「B-CAS利権」との関係についてまとめました。
以下、目次です。
FreeCASは技術的制限手段回避装置?
FreeCASを公開した目的は?
著作権法にも違反か
電磁的記録不正作出及び供用罪(刑法第161条の2)に問えるか?
無料チャンネルの視聴にB-CASカードが必要な理由は「利権」
SoftCASによる無料チャンネルの視聴は「無視」されそう
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(初出: 2016.06.14)

6月8日、「B-CASカード不要で有料放送を視聴できるプログラム”FreeCAS”を独自に開発、公開していた17歳の少年が逮捕」というニュースが流れて話題になりました。
少年の容疑は、「不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置の提供)」です。
調べてみたところ、彼は「うんコム」と名乗って2ちゃんねるに書き込み、自宅サーバーでFreeCASを配布していたようです。
この件について、ネット上の情報をもとに、背景や状況をまとめました。
以下、目次です。
「天才少年」の独自開発ではない!
B-CAS「不正」書き換えとSoftCASそしてFreeCAS
SoftCASとFreeCASの違いは?
なぜ少年だけが逮捕されたのか?
「少年が独自開発した」と報道されている理由は?
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(初出: 2016.06.10)
Windowsに各種アプリケーションを一括インストールするアプリ「w10appinst」を配布しています。選択したアプリケーションのダウンロードとインストールを自動で行うことで、効率的にPC環境を整えることができます。

このアプリは、バックグラウンドでChocolatey NuGetを実行して、アプリケーションのインストール、アンインストール、アップグレードを行います。
また、Aboutタブより、Windows 10プライバシー対策&設定アプリ「w10custom」、フリーフォント一括インストールアプリ「w10fontinst」を起動することができます。合わせてご利用ください。
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(初出: 2016.04.26)
Windowsに日本語フリーフォントをダウンロード、インストールするアプリ「w10fontinst」を配布しています。このアプリを使うことで、各フリーフォントのダウンロードとインストールを一括で行うことができます。

Aboutタブより、Windows 10プライバシー対策&設定アプリ「w10custom」、アプリ一括インストールアプリ「w10appinst」を起動することができます。合わせてご利用ください。
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(初出: 2016.04.12)
Windows 10では、アプリがデバイスの位置情報を取得する仕組みがあります。Windows 10タブレットで利用している場合など、各アプリで位置情報を扱えたほうが便利な場合も多くあります。しかしながら、デバイスの用途によってはアプリに位置情報を提供したくない場合もあるでしょう。ここでは、アプリによる位置情報を取得を無効にする方法を紹介します。
方法1:w10customによる設定
w10customを起動し、プライバシータブの
をオンにすることで無効にできます。変更後、OKをクリックしてw10customを終了し、サインインしなおす必要があります。

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(初出: 2016.04.04)
Windows 10のステップ記録ツールは、Windowsの操作を記録し、他人に伝えるために使われるツールです。これにより、画面のどこをクリックしたか、何を入力したかを記録、伝達することができます。使う機会がなさそうであれば、無効に設定しておくと良いでしょう。Windows 10の高速化にもつながります。
方法1:w10customによる設定
w10customを起動し、プライバシータブの
をオンにすることで無効にできます。なお、簡単設定タブの「おすすめ設定」をクリックするとオン(無効)となります。変更後、OKをクリックしてw10customを終了し、再起動する必要があります。

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(初出: 2016.04.04)
Windows 10のSmartScreenフィルターは、コンピューターウイルスやフィッシング詐欺などからユーザーを保護する仕組みです。フィッシングサイトなど、ユーザーに被害を及ぼしかねないサイトへのアクセスを検出し、サイトの表示やダウンロードをブロックするなどの機能があります。この機能を有効にすると、アクセスしようとしているWebサイトのURLや、初めて起動するアプリケーションの情報などがすべてマイクロソフトに送信されます。これを快く思わないユーザーも多いでしょう。Windows 10のデフォルトでは有効となっているため、変更のためには設定が必要です。
方法1:w10customによる設定
w10customを起動し、プライバシータブの
- アプリのSmartScreenフィルター機能を無効にする
- Internet ExplorerのSmartScreenフィルター機能を無効にする
- Microsoft EdgeのSmartScreenフィルター機能を無効にする
をオンにすることで、それぞれ無効にできます。なお、簡単設定タブの「おすすめ設定」をクリックすると自動でオン(無効)になります。変更後、OKをクリックしてw10customを終了し、サインインしなおす必要があります。

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(初出: 2016.04.02)
Windows 10の広告識別子(広告ID)は、各アプリがユーザーをトラッキングするためのIDです。アプリの開発元は、このIDを利用して特定のユーザーが使用しているアプリと使用頻度などを収集することができます。トラッキングを快く思わないユーザーは、無効にしたいと考えるでしょう。Windows 10のデフォルトでは有効となっているため、変更のためには設定が必要です。
方法1:w10customによる設定
w10customを起動し、プライバシータブの
をオンにすることで無効にできます。なお、簡単設定タブの「おすすめ設定」をクリックするとオン(無効)となります。変更後、OKをクリックしてw10customを終了し、サインインしなおす必要があります。

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(初出: 2016.04.02)
Windows 10のタスクバー検索は、Cortanaがオンになっている場合にCortanaが使われます。Cortanaをオフにしても、デフォルトでBingを用いたWeb検索の結果が含められます。ということは、入力した検索文字列が常にマイクロソフトに送信されているということになります。これを好まないユーザーも多いでしょう。ここでは、Windows 10に検索文字列を入力した時に、自動的にインターネット検索を行う機能をすべてオフにする方法を解説します。
方法1:w10customによる設定
w10customを管理者として起動し、プライバシータブの
- Cortanaの実行を許可しない
- タスクバー検索にWebの検索結果を含めない
- WindowsサーチからWeb検索オプションを削除する
- WindowsサーチでWeb検索を行わない
をすべてオンにすることで、Cortanaと自動Bing検索を無効にできます(WebブラウザからはBindで検索可能)。なお、簡単設定タブの「おすすめ設定」をクリックすると、すべてオンとなります。変更後、OKをクリックしてw10customを終了し、再起動する必要があります。

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(初出: 2016.04.02)
Windows 10は、連絡先、カレンダーの予定、タイピングなどの入力情報がマイクロソフトに送信しています。これは、よりユーザーに合ったコンテンツを提案したり、マイクロソフトが今後の機能改善に利用したりするためとされています。この設定を無効にし、ユーザー情報をマイクロソフトに送信しない方法を紹介します。
方法1:w10customによる設定
w10customを起動し、プライバシータブの
- 連絡先やカレンダーの内容などをマイクロソフトに送信しない
- 入力に関する情報をマイクロソフトに送信しない
をオンにすることで設定にできます。なお、簡単設定タブの「おすすめ設定」をクリックするとオン(ユーザー情報を送信しない)となります。変更後、OKをクリックしてw10customを終了し、サインインしなおす必要があります。

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(初出: 2016.04.02)